2021年4月、ついに日本人がオーガスタでグリーンジャケットを着ることができました。
松山英樹選手が10回目の挑戦で偉業を達成しました。現在29歳なので19歳からの挑戦です。最初の挑戦でベストアマを獲得した松山選手は、毎年、経験と言う財産を積み上げてオーガスタの細部まで知り尽くしてきたんだと思います。
優勝によって崩れていく選手も多い中、経験をきっちり自分のものとしている松山選手には、これからももっと大きなことを期待できそうです。
最終日の上り4ホールは、ちょっと心配なところもありましたが、スコア差を分かっているかの如く、きっちり仕上げてくれました。解説の中島常幸プロの涙声は、日本ゴルフ界の悲願だったことがわかりす。
個人的には3日目がとても素晴らしかったように思います。そして「優勝する人には運もついてくる」という言葉を改めて知らされるように、神がかりショットが随所に見られました。もちろん実力に裏打ちされたものでしょうが、特に15番の2打目の5アイアンのフェードのショットがとても素晴らしかったように思います。
そして最後に、キャディ早藤さんのお辞儀ですよ。優勝者は最終ホールのピンフラッグをもらえるそうで、その作業はキャディが行うらしいのです。日本ではよくあることらしいのですが、私は知らなかったので、とても清々しく感じました。
とてもうれしい一日でした。
管理人